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養殖エサやりドローン「SKY DUMP」納品です!

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瀬戸は日暮れて~夕波小波~♪

本日は広島沖のとある島へフェリーに乗ってドローンの納品です。

今回のドローンは普通のドローンではございません。養殖会社様から依頼を受けて散布装置から開発したファムスカオリジナルドローン「SKY DUMP」でございます!(実用新案登録出願済)(国土交通省飛行許可取得済)

まず養殖場へのドローン導入は日本初、いや世界初でしょう(^-^)

こちらの養殖場では車エビ、牡蠣、アサリ等の養殖をされていますが普通の養殖場のイメージとは違い、塩田跡地を利用して地下から汲み上げた綺麗な海水で、徹底した水質や水温管理まで行っており、衛生面でも素晴らしい海の幸が日々養殖されています。

それゆえ出荷は日本国内だけでは無く、主に牡蠣に関しては海外でも人気で輸出が増えているそうです。スゴいっすね!

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現在のエサやり作業はボートに乗って一回あたり約2時間かかります。それを何と1日4回!という大変な作業です。素人考えだと一度に全部やっちゃえばとか思ってしまいますが、エビは人間(私)みたいに無理やり腹一杯食べないらしく、食べ残しのエサが水質に悪影響を引き起こす原因にもなるので、大変でも回数を分けて、なおかつエビの食べたい時間にやるのだそう。愛情ですね!

その大変な作業がこの「SKY DUMP」を使えば約1/3の時間に短縮出来ます。そしてガソリンも使わないので、環境にも優しく経費も削減出来ます。

設計から耐久テストまで入れると約1年かかりましたが、エサやりの均一性、作業スピードまで満足して頂けました(^-^)

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農業も人手不足ですが水産業は更に人手不足です。

しかしこれからの一次産業は機械化、IOT導入で、今までの常識を覆す魅力的な産業になってきます!

そして一次産業が元気になれば地方が元気になり、日本全体が幸せになります!!

我々が鏡野の農地の空から積み上げてきたドローンテクノロジーを利用して、今後更に多くの皆様のお役に立てるように頑張って行くことを決意しつつ島を後にしました。

「農地の空からイノベーションを」

ファームスカイテクノロジーズでしたっ